太平洋戦争当時の対艦攻撃は、急降下爆撃なら爆弾を切り離したら迎撃は不可能ですよね?雷撃なら魚雷も迎撃は不可能でしょうか?神風特別攻撃は、最後まで機体を攻撃可能ですよね? もちろん、急降下爆撃や雷撃を訓...

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  • まず、爆弾や魚雷は一度飛行機から切り離されてしまえば当時の技術で撃ち落としたりすることは出来ません。 但し、その成功率は終戦間際になるとものすごく低くなっています。 理由は、切り離すとはいえ、飛行機は敵の近くまで近づかなくてはなりません。その間に大部分の飛行機が撃墜されてしまい、残った飛行機だけが爆弾や魚雷を投下できます。そしてその中で命中するのはさらにその一部ですからほとんど効果が無くなってしまった訳です。 特に、この爆弾や魚雷を目標に当てるという部分はパイロットの技術が大きく影響する部分なので、パイロットの平均的な技術が下がるとそれに伴って下がってしまう部分です。 特攻の考え方は、敵に近づくまでに飛行機の数が減ってしまうのは仕方がないけれど、そこからさらに爆弾を切り離す事で命中率が下がるのであれば、切り離さなければ少しは命中率が上がるだろうという予想の上に成り立っています。 それともう一つ細かい事なんですけど、爆撃と特攻の大きな違いがあります。 爆撃や雷撃は攻撃するために適した速度というのがあって、それ以上のスピードを出せないんです。 急降下爆撃はスピードが速すぎると爆弾を投下した後に引き起こしが出来ずに墜落してしまいますし、雷撃はスピードが速すぎると魚雷が着水した時に壊れてしまうんです。 要するに、時速300キロ出せる飛行機でも200キロで攻撃しなければならないんです。 特攻はそのまま突っ込むだけなのでこの速度制限が緩いんです。 スピードが出せるという事は、撃墜されにくいというメリットがあるんです。 さて、急降下爆撃が出来る技能があるパイロットには特攻を指せるのが良いのかそれとも通常の爆撃をさせるのが良いのかは難しいところですが、通常の爆撃をさせた方が良いとは思います。1回きりで次を考えないのであれば突っ込ませた方が良いでしょうけど、戦闘は継続するものと考えれば無闇に消耗させるのは良い戦術ではないでしょう。 最初の特攻隊と呼ばれる部隊には急降下爆撃できる技量のあるパイロットが選ばれました。これは1回きりの攻撃を確実に成功させるためにやった事です。 ですから百歩譲ってこの時はまだ戦術的な合理性があります。 しかし沖縄戦あたりの特攻隊には合理性がありませんので有効だとは言いたくないですね。

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  • 海上の艦も、空にいる爆撃機も激しく動いています。また対空砲火も激しい。その中で、艦に照準を合わせるのは困難です。さらに自由落下の爆弾ですから、投下された後に艦が移動すれば、爆弾の落下先を修正することはできません。よって、命中する確率はあまり高くない。 その点、特攻攻撃はギリギリ最後まで軌道の修正が可能で、命中率は通常の攻撃方法より高くなります。

  • 急降下爆撃は、高度3000m程度で、攻撃位置につき、そこから45度以上の降下角(一般には60度程度)で急降下に入りまず。この時降下速度が速すぎると、のちにいう引き起こし操作ができなくなり、機種が浮き上がり、目標の前方を指向してしまうため、降下ブレーキなどを展開して速度を制限します。この状態で目標が大きく転舵したりすると、追尾は難しくなり、命中は困難になります。そのまま火事を調整する程度で効果を続け、高度500m程度で爆弾を投下し、機体を引き起こしにかかります。この操作で高度100m程度で引き起こすことができ、敵の上をフライパスするわけです。実際には引き起こしをやや弱め、高度数十mでフライパスする方が安全と言われています。急降下に入ると、突入コースが変えられなくなるため、また高度が1000mを切ると、小口径の機関砲も命中し始めるため、急降下爆撃の間では最も危険なタイミングと言えます。なお投下された爆弾や魚雷を迎撃することは極めて困難で、回避するしかありませんでした。体当たりの方が、一般に命中率は高く、急降下爆撃や雷撃の10倍程度と言われています。

  • >急降下爆撃なら爆弾を切り離したら迎撃は不可能ですよね? 成功率はクッソ低いですが、理論上は可能です。 標的が小っちゃいだけでやることは変わらないのでね。 まぁ現実的に考えるとほぼ不可能です。 >雷撃なら魚雷も迎撃は不可能でしょうか? 爆弾と違って自由落下じゃないので速度は遅いですが、 水中を航行する小型物体を攻撃できる方法が当時はないので 迎撃はできません。(俯角が取れるものがない) >神風特別攻撃は、最後まで機体を攻撃可能ですよね? そうですよ。 >もちろん、急降下爆撃や雷撃を訓練するより体当たりの方が未熟な操縦者には簡単なのは理解出来ますが、戦術としては有効だったのでしょうか? 倫理観(「必死の作戦は作戦じゃない!」ってやつ)を無視すれば、 コスパ最高の作戦です。 そして、急降下爆撃とか雷撃とは違って命中率が実質100%。 (雷撃はまぁいいとして、急降下爆撃は命中率は20~30%ってとこで、 めっちゃ良くても60%ってとこ。) どれだけしっかり狙ってもほんの1秒でだいぶ着弾地点が変わってくるので ベテランパイロットによる急降下爆撃でさえ、 特攻よりも命中率は低いです。 新米パイロットでさえも大戦果を見込めるのが特攻のいいところで、 沖縄戦では猛威を振るっています。 特攻のいい所(倫理的には悪)は生還を考えなくていいところなんですよ。 急降下爆撃も雷撃もあくまでも生きて帰ることが前提なので、 あまり無茶は出来ます。 それに対して特攻は死ぬことが前提なので、 どんな無茶も可能です。 それこそ低空飛行から急上昇して急降下突撃したり。 あと、迎撃がどうのこうのって話が最初にありましたが、 たぶん「特攻が”機体”で体当たりしてくるのに対して、 機体に比べて爆弾や魚雷の方が小さいから戦果を挙げやすいだろう」って 考えだと思います。 が、戦闘機による迎撃は別として (特攻だろうが通常攻撃だろうが機体に対してなのは変わらないから)、 対空砲や対空機銃は機体の体当たりはあんまり阻止できません。 基本的に弾幕を張って、 敵機を寄せないor攻撃のタイミングをずらすのが目的なので、 死を恐れない勇敢なパイロットや元から死ぬ気の相手には 効果がほぼありません。 >例えば、急降下爆撃が可能なパイロットでも特攻をした方が、戦果は上げられますか!? それはその通りです。 操縦技術は急降下爆撃ができるベテランパイロットのほうがそりゃ上手です。

  • 可能性は低いですが、投下された爆弾に対空砲火が命中すると爆発します。急降下爆撃の利点はスピードがあるので、防御しづらいという点です。 雷撃はまず水平飛行で接近してくる雷撃機が格好の標的になり、魚雷自体も回避可能なケースはあります。 体当たりは、戦術としては下策で、統帥の外道ってやつですね。戦闘機に250キロ爆弾を搭載すると機動性が落ちるので、撃墜されやすくなり、しかも徹甲弾ではないと場合もあったので、装甲の上で爆発炎上して消火されて終わるケースが多くありました。 パイロットを熟練させた方がいいという意見は、大戦当時も主張されていて、それを実証するようなデータもでています。計器による夜間飛行からの暁に襲撃や夕闇に隠れて襲撃して夜間飛行で帰投というパターンで、特攻よりも有効性は高かったです。むろん生還すれば何度でも攻撃できますから、優位性は明らかでした。